キャノン(Canon) TS8230とエプソン(EPSON) EP-881 違いは一体何?
キャノンTS8230(公式サイトより)
エプソンEP-881(公式サイトより)
人気の二大プリンターメーカーといえば、
キャノン(Canon)と
エプソン(EPSON)
ですよね。
そんな両社のプリンターの最高峰に位置づけするのは、
TS8230(キャノン)とEP-881(エプソン)です。
はたして、
2つのプリンターはどちらがおすすめなのか?
また、違いはどんなものなのか?
業界人「M」が徹底比較して、
両プリンターの魅力に迫ります!
キャノン(Canon) TS8230とエプソン(EPSON) EP-881 基本スペック比較
まずはスペック比較から!
キャノン(Canon)のPIXUS(ピクサス) TS8230と
エプソン(EPSON)のColorio(カラリオ) EP-881を
徹底比較してみましょう!
キャノン(Canon) TS8230 VS. エプソン(EPSON) EP-881 基本スペックの違い
エプソン(EPSON) EP-881 |
キャノン(Canon) TS8230 |
|
---|---|---|
本体サイズ |
349×340×高さ142㎜ |
373×319×高さ140㎜ |
質量 |
約6.8㎏ |
約6.6㎏ |
最高解像度 |
5760×1440dpi |
4800×1200dpi |
インク色数 |
6色、染料、独立型 |
6色、ハイブリッド、独立型 |
対応インク |
KAM(カメ)シリーズ |
BCI-380/381シリーズ |
スマホからのプリント |
対応 |
対応 |
カラー液晶モニター |
4.3インチ |
4.3インチ |
タッチパネル |
対応 |
対応 |
インターフェイス |
無線LAN/有線LAN |
無線LAN(有線なし) |
自動電源ON/OFF |
対応 |
対応 |
スマートトレイ |
対応 |
対応 |
給紙方法 |
前面2段カセット+手差しトレイ |
前面カセット+背面給紙トレイ |
給紙容量 |
普通紙100枚、はがき60枚 |
普通紙200枚、はがき40枚 |
自動両面印刷 |
対応 |
対応 |
CD/DVD印刷 |
対応 |
対応 |
SDカード印刷 |
対応 |
対応 |
コピー機能 |
対応/1200dpi×4800dpi |
対応/2400dpi |
スキャナー機能 |
対応/1200dpi×4800dpi |
対応/2400dpi |
FAX・ADF |
非対応 |
非対応 |
印刷コスト(L判/大容量時) |
20.6円 |
19.4円 |
印刷スピード(L判) |
約13秒 |
約18秒 |
印刷スピード(A4カラー) |
非公開 |
10.0ipm |
印刷スピード(A4モノクロ) |
非公開 |
15.0ipm |
上記のスペック比較をみながら、
ポイントについて解説していきます。
キャノン(Canon) TS8230 と エプソン(EPSON) EP-881 を比較 使い勝手
基本スペックは非常に似ている
キャノンTS8230とエプソンEP-881ですが、
使い勝手において決定的な違いがあります。
それは、給紙方法です。
え?インクの顔料とか染料じゃないの?
と疑問に思う方もいるかもしれません。
しかしプリンターを使い倒す上で給紙方法というものは
非常に重要なものになってきます。
で、結論を先に言いますと、
キャノンのTS8230の給紙方法の方が格段に用途が広がります
ポイントは後トレイ(背面給紙トレイ)です。
キャノンTS8230では、
前面給紙カセットとは別に
背面給紙トレイを採用しています。
背面給紙トレイイメージ
背面給紙トレイを採用することで、
①用紙を曲げずにまっすぐ給排紙できる(厚紙でもOK)
②のし紙などイレギュラーなサイズの印刷も可能
というようなメリットが出ます。
プリンターでA4用紙しか印刷しない
という方はもったいない!
キャノンのTS8230なら
様々な種類の用紙に印刷ができるので
用途が広がり、使い倒すことが可能です。
一方エプソンのEP-881でも背面から給紙は可能ですが、
写真のように1枚しか背面からストレートに給排紙することができません。
キャノンのTS8230の場合は、
背面から連続100枚印刷することが可能です。
なお、キャノンのTS8230の背面給紙トレイからは、
正方形の用紙を印刷することができたり、
名刺サイズの用紙を印刷することもできちゃいます。
キャノン(Canon) TS8230 と エプソン(EPSON) EP-881 を比較 ランニングコスト
プリンターを購入する方の多くは、
ランニングコスト、つまりインクの価格を気にしないで購入する方が多いです。
でも、インクって高いんですよ!
気兼ねなく印刷していきたいなら、
必ずランニングコストに注目してみてください。
上表のスペック比較では、
キャノンTS8230も、
エプソンEP-881も、
それほどランニングコストに違いがないように見えます。
しかし、
キャノンTS8230には
互換インクという非常に安いインクを利用することができます。
エプソンEP-881には互換インクはありません
なんと互換インクであれば
ランニングコストは半額かそれ以下!
これだけ差がつけば、
エプソンEP-881よりも
キャノンTS8230に手がいってしまいますよね
キャノン(Canon) TS8230 と エプソン(EPSON) EP-881 を比較 その他のポイント
TS8230とEP-881の違いについて、
その他にも細かいものはありますが、
業界人「M」からしてみれば
まあ取るに足らない違いでしょう。
例えばインターフェイスで、
EP-881だけ有線LANが使用できますが、
今時ご家庭で有線LANケーブルなんて使わないですよね。
例えばキャノンTS8230のインクが文字に強い顔料ブラックを採用している、
とかカタログでうたっていますが
エプソンEP-881の染料インクでも十分きれいに印刷ができますよ。
(水には弱いですけどね)
実際のところ、
エプソンEP-881とキャノンTS8230は
どっちがきれいに印刷できるの?
という質問をよく受けますが、
オードリーヘップバーンと、
ヴィヴィアン・リーと、
どっちがきれいなの?
って聞くのと同じです。
好みによって分かれるところです。
結論!キャノン(Canon) TS8230 と エプソン(EPSON) EP-881 どちらが買いか?
いろいろとダラダラ書いてきましたが
もうお気づきですよね?
業界人「M」がおすすめするプリンターは
キャノンTS8230です。
やはりプリンターを使い倒そうと思ったら、
背面給紙トレイは不可欠で、
ランニングコストも圧倒的に安くなければいけません。
これら2つのポイントを抑えているのは
キャノンTS8230で、エプソンのEP-881ではありません。
TS8230は、下記から激安で購入できますよ。
→キャノンプリンターPIXUS(ピクサス) TS8230を激安購入する
一方、
やっぱりエプソンの6色インクがきれい!
コンパクトなプリンターがほしい!
という方は、EP-881を購入してもよいでしょう。
相対的にキャノンのTS8230をおすすめしましたが、
EP-881がいいプリンターであることは間違いないです。
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