EP-880 EP-810

※エプソン（EPSON)公式サイトより

2017年～2018年のエプソンのカラリオ（Colorio)シリーズの新プリンターがリリースされました。

最上位機種としてEP-880は、これまでの旧モデルEP-879の後継として品番からもわかりますが、
ん？EP-810って何？EP-880と違いは？

って方も多いと思います。

そこで業界人「M」がエプソン新プリンターのEP-880とEP-810を徹底比較しながら
2つの違いや魅力について解説します

EP-880はEP-810の上位モデル

EP-880がカラリオ（Colorio)シリーズの最上位とすれば（Vエディションは除く）、
前モデルはEP-879、その前はEP-808であって、下位モデルはEP-7XXというように700番台でした。

700番台は、今回リリースされたEP-710というモデルがありますが、
EP-810は最上位モデルEP-880とEP-710の間に位置する新しいラインナップということになります。

おそらくキャノンのTSシリーズ6000番台に対抗する価格帯のモデルがなかったため、最上位モデルよりも少しスペックを落としたモデルを投入し顧客獲得を狙う、といった戦略でしょうね。

では、スペック面では、
EP-880と、EP-810にはどんな違いがあるのでしょうか？
EP-880とEP-810の基本スペックを比較してみましょう。

EP-880とEP-810　基本スペック比較

　EP-880と下位モデルEP-810の違いは何でしょうか？

　上記のスペックの比較表を見てもうお気づきの方も多いと思いますが、
スペックに大きな違いはありませんよね。

　ただそれでも一応上位モデルと下位モデルでは多少違いを出しているので、
　違いについてのポイントを比較していきましょう。

EP-880とEP-810の違い　液晶ディスプレイの大きさ・使いやすさ

※エプソン（EPSON)公式サイトより EP-880のディスプレイ

上位モデルのEP-880では液晶パネルが4.3インチと大きく使いやすいです。また操作性もタッチパネルを採用することで高めています。
ちなみにタッチパネルというのは、ディスプレイに直接触って操作できるというものです。駅などで切符を買う時の、あんなイメージです。下位モデルEP-810ではタッチパネルは採用されておらず、表示するだけです。

　でも業界人「M」的には、本当にタッチパネルって必要ですかね？って思います。だってプリンターの操作ってPCで行ったり、スマホから動かしたりする機会が多いですからね。

EP-880とEP-810の違い　横幅

※エプソン（EPSON)公式サイトより

　上位モデルのEP-880は、下位モデルEP-810に比べ横幅が特に小さいです。約4㎝小さいというのは、非常に大きな違いです。この点は上位モデルに価値があるでしょう。でも大きくてもいいよーという方には全然EP-810でも他のプリンターと比べればコンパクトですから特に重要でない違いかもしれませんね。

EP-880とEP-810の違い　ランニングコスト

みなさんよくプリンターを購入するときに、写真がきれいとか、本体価格が安いとか、いろいろな機能がついているとかで迷ってしまうようですが、それはそれでまあ重要なんですけどやっぱり忘れはいけないのがランコスなんですね。
インクって非常に高いんです。だから沢山印刷したいという方であれば、ランニングコストが安いかは重要なんです。

EP-880とEP-810はそれぞれ違うインクを採用していますが、同じ6色印刷で、同じ色の構成で、ですので写真印刷した場合あまりきれいさに違いはありません。どちらも非常にきれいです。

ところが下位モデルEP-810には増量インクがありませんので、その分ランニングコストが高くなってしまいます。

この部分ではEP-880に分がありすですね。

EP-880とEP-810の違い　その他の違い

あとはまあ小さい違いですけど、
最上位モデルEP-880では有線LANに対応しているという点ですが、無線LANかUSB接続で対応すれば全然問題なくEP-810も使えます

また排紙トレイオープン機能ですが、自分で開けてください（笑）
大した機能ではないです。

結論！EP-880とEP-810　どちらがおすすめ？

　では,最上位モデルのカラリオ（Colorio)プリンターEP-880と
　その一つ下位のモデルEP-810ではどちらがおすすめのプリンターなのでしょうか。

　業界人「M」としましては、
下位モデルのEP-810をお勧めします。

　上記のスペックを比較してもわかるように、ほとんどスペックに差はないですよね。
　また、ランニングコストの差は重要視しなければならないところですが、EP-880の大容量インクでのランニングコストと、
　EP-810のランニングコストの差は5.9円です。

　一方EP-880とEP-810との本体価格差は、販売当初で1万円ほどあります。

　この差を埋めるには、1,800枚ものL版印刷をしなければならない計算になりますが、正直そんなに印刷しないですよねｗｗ

→業界人「M」のおすすめ EP-810を激安購入する

　ただ、「自分はL版を大量に印刷するから、1,800枚なんてすぐ印刷してしまう」という方であれば、最上位モデルのEP-880を購入しても全然お得になると思います。

→カラリオ最高峰 EP−880を激安購入する

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