カシオの年賀状用プリンタープリン写ルPCP-2500とPCP-2400の違いは何?
年賀状作成用プリンターで
人気のカシオ(CASIO)プリン写ル。
新機種PCP-2500と
前モデルのPCP-2400では
一体どんな違いがあるのか、
何が変わったか、
気になりませんか?
業界を知り尽くした「M」が
カシオの人気プリンタープリン写ルPCP-2500と
PCP-2400の違いを斬ります!
年賀状用プリンターカシオ(CASIO)プリン写ル PCP-2500とPCP-2400 スペックを見る
カシオ(CASIO)プリン写ルPCP-2500と前モデルPCP-2400の基本スペックの違いから見てみましょう。
PCP-2500と PCP-2400 基本スペック比較
新機種PCP-2500 |
旧機種PCP-2400 |
|
---|---|---|
液晶タイプ |
TFTカラー液晶(32,768色) |
TFTカラー液晶(32,768色) |
液晶サイズ |
横800×縦600ドット(8型) |
横800×縦600ドット(8型) |
タッチパネル |
対応 |
対応 |
手書き認識 |
対応 |
対応 |
音声ガイド |
対応 |
対応 |
文字入力 |
あいうえお順 |
あいうえお順 |
日本語入力システム |
ATOK |
ATOK |
年賀状イラスト集 |
2017年版、1,000種 |
2016年版、1,000種 |
組み合わせ作成 |
476種(イラスト/見出し) |
344種(イラスト/見出し) |
内蔵辞書 |
約254,000語 |
約254,000語 |
書体 |
毛筆流麗体/毛筆楷書体/明朝体/ゴシック体/丸ゴシック体 |
毛筆流麗体/毛筆楷書体/明朝体/ゴシック体/丸ゴシック体 |
本体サイズ |
263×164×158.5mm |
263×164×158.5mm |
質量 |
約2,500g |
約2,500g |
最高解像度 |
2400×1200dpi |
2400×1200dpi |
対応インク |
110番 |
110番 |
給紙枚数 |
20枚 |
20枚 |
印刷速度(ハガキ) |
宛名:約40秒・文面:約45秒 |
宛名:約40秒・文面:約45秒 |
年賀状用プリンターカシオ(CASIO)プリン写ル PCP-2500とPCP-2400 違いは?
新モデルPCP-2500 |
旧モデルPCP-2400 |
では、カシオ(CASIO)プリン写ルの新機種PCP-2500と前機種のPCP-2400でいったいどこが変わったのでしょうか?
スペックを見ても分かる通り、またやりやがったな、というひどい内容のものです。新機種PCP-2500と旧機種PCP-2400との間にははっきり言って、違いはありません。
サイズも変わらなければ、タッチパネルや画質の解像度まで全く同じ、対応フォントの種類や給紙枚数など、まるっきり変わったところがありません!
わずかに変わったところと言えば、イラスト集が2017年になったことと(当たり前です!)、文面についても組合せられるイラスト数をPCP-2400の344種からPCP-2500では476種に変わったという点ぐらいです。あとはPCP-2500の外観の色では白を基調にしている程度です。
何故、これほどまでにスペックが変わらないのにかかわらず、敢えて新しいモデルとしてプリン写ルを世に出すのか、というと、カシオ(CASIO)側のエゴが存在しています。前機種PCP-2400は世の中で販売されていくうちに価格がどんどん下落していきますので、メーカー側は利益を維持するために値段を上げたい、ただし一度下がってしまった価格を値上げするのは至難の業なので、PCP-2500に品番を変え、あたかも新商品ですよ、という体で高い価格で売ろうという魂胆なのです。全く消費者をバカにしていますよね。
PCP-2500の唯一の救いは、PCP-2400と同じ、PI-110Cという品番のインクを利用していることです。上記と同じ理由で、市場に出てしばらくしたインクも価格がこなれてきますので、新しい品番のインクを採用しなかった点については良い評価を与えていいでしょう。
ちなみにカシオ(CASIO)プリン写ルの製造元はhp社です。PCP-2500にはPI-110Cというプリン写ル専用のインクも使えますが、hp110も同様に使えます。hp110にはリサイクルインクという安いインクが世に出回っていますので、インクを安く購入したい、という方はhp110のリサイクルインクを購入するといいでしょう。
リサイクルインクの中には粗悪品もありますが、PCP-2500用にはインク革命.comのリサイクルインクがおすすめです。インク革命.comは7万社を超す企業にも採用されているインクメーカーですので、品質と画質には定評があります。
下図は右が純正インク、左がインク革命のものですが、どちらも微妙な違いで綺麗に印刷されていますよね。
結論!年賀状用プリンターカシオ(CASIO)プリン写ル PCP-2500とPCP-2400 おすすめは?
PCP-2500は販売当初は前モデルのPCP-2400の2倍以上の値段が付いていますので、PCP-2500とPCP-2400と、どちらがおすすめかと言えば、間違いなくPCP-2400を買うべきです。
PCP-2500と前モデルPCP-2400のスペックにはほとんど違いがなく、あるとすればイラスト集ぐらいですので、2017年版が欲しいという方は専用イラスト集2017年版を前モデルPCP-2400にインストールすればいいだけの話です。更に言えば、その前のモデルPCP-2300もスペック変更はほぼありませんので、そちらを購入してもいいです。ただし、PCP-2400とPCP-2300の市場価格はあまり変わりませんから、やはりPCP-2400を購入すればいいでしょう。
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