MG3630 PX-049A 比較

キャノンのMG3630 VS. エプソンのPX-049A エントリーモデルの比較!

 2016年-2017年のキャノンのピクサス(PIXUS)シリーズの
エントリーモデルであるMG3630と

 

エプソンのカラリオ(Colorio)シリーズの
エントリーモデルであるPX-049A。

 

いったいどちらがおすすめなのか、
気になりませんか?

 

キャノンとエプソン、それぞれ両雄のプリンターですが、
どちらがお買い得なんでしょうね。
私は気になります。

 

業界人「M」が、2つのプリンターを徹底比較しながら、
どちらが”買い”なのか解説します!

キャノンのMG3630 VS. エプソンのPX-049A どちらがおすすめ!

 キャノンのMG3630とエプソンのPX-049A、どちらもお買い得価格で手に入るプリンターですが、一体どちらが”買い”なのでしょうか?

 

 結論を先に言ってしまうと、業界人「M」はMG3630がおすすめです!と言い切ります。その理由は次の理由からです。

 

キャノンのMG3630 VS. エプソンのPX-049A スペックが違う!

業界人「M」が、キャノンMG3630の方がエプソンPX-049Aよりおすすめだという最初の理由に、スペックの優位性があります。まずは2つのプリンターのスペックの違いを見てみましょう。

キャノンのMG3630 VS. エプソンのPX-049A 基本スペックの比較!

キャノン MG3630

エプソン PX-048A

本体サイズ

449×304×152㎜

390×300×145㎜

質量

約5.4㎏

約3.9㎏

最高解像度

4800×1200dpi

5760×1440dpi

インク色数

4色、ハイブリッド、一体型インク

4色、顔料、独立型インク

対応インク

BC-340/341シリーズ

リコーダーシリーズ

カラー液晶モニター

―――

―――

タッチパネル

―――

―――

インターフェイス

無線LAN

無線LAN

自動電源ON/OFF

ON/OFF対応

OFFのみ

排紙トレイオープン

―――

―――

給紙方法

前面トレイ

リア(背面)トレイ

給紙容量

A4:100枚、はがき:40枚

A4:50枚、はがき:20枚

自動両面印刷

対応

―――

CD/DVD印刷

―――

―――

メモリーカード印刷

―――

―――

コピー・スキャナー

1200dpi×2400dpi

1200dpi×2400dpi

FAX・ADF

―――

―――

印刷コスト(L判/大容量インク)

18.6円

―――

印刷コスト(L判/標準インク)

24.3円

27.5円

印刷スピード(L判)

約37秒

約74秒

 

 上述のスペック比較表でもわかるように、MG3630とPX-049Aは同じエントリーモデルではありますが、スペック面で大きく異なる部分があります。
まず自動両面印刷ですが、MG3630では対応していてPX-049Aでは対応していません。ビジネス文章や学生のレポートなどを大量に印刷する際は、両面印刷は欲しい機能ですよね。エントリーモデルながらしっかりと対応しているMG3630はやはりおすすめのプリンターといって言いと思います。
 印刷速度にも大きな違いがあります。MG3630は、PX-049Aの約2倍の印刷速度で印刷することが可能です。写真や文章など大量に印刷したい方には、この印刷速度の違いも大きなポイントになってくると思います。

 

キャノンのMG3630 VS. エプソンのPX-049A ランニングコストが違う!

 MG3630とPX-049Aではランニングコストでも大きな違いがあります。
 プリンターを購入する方の多くの方は、「あ、このプリンター安い!」と本体の価格安さに目を奪われてランニングコストのことをあまり考えない嫌いがありますが、それではプリンターメーカーの思うつぼです。必ず後からインクの購入が付いてくるからこそ、本体価格よりもランニングコストに目を向けるべきなのです。
 MG3630とPX-049Aのランニングコストを比較すると、一目瞭然で、圧倒的にMG3630にメリットがあります。
 しかもそれだけではありません。MG3630に採用されているBC-340/341シリーズは、発売されてからかなり時間が経過していますので、世の中には純正インクよりも圧倒的に安いリサイクルインクというものが多く販売されています。(純正インクとリサイクルインクについてはこちら)

 

 MG3630にリサイクルインクを組み合わせれば、PX-049Aよりも更に安いランニングコストで印刷を楽しむことが可能です。尚、MG3630用のリサイクルインクは世の中に多く出回っていますが、中には粗悪品のものもあり、トラブルの原因になりかねません。しっかりとしたリサイクルインクを選ぶ必要があります。
 そんな中で業界人「M」がおすすめするリサイクルインクはジット(JIT)社製のものです。ジットは山梨にある日本のリサイクルメーカーで、製造も全て国内で行われています。純正インクと比較しても遜色のない画質で印刷が可能です。
ジット
左がジットで印刷されたもの、右が純正インクで印刷されたもの、どちらも綺麗に印刷されている

 

リサイクルインクメーカー

説明

ジット

山梨県にある日本のリサイクルメーカー。製造も全て国産です。

ジットのリサイクルインクを見てみる

エコリカ

リサイクルインクシェアNo.1のメーカー。製造は海外で行っています。

エコリカのリサイクルインクを見てみる

 

キャノンのMG3630 VS. エプソンのPX-049A そうは言っても…

 MG3630とPX-049Aの違いをこれまで見てきて、MG3630がおすすめです!と強く推してきました。
 とはいえ、エプソンのPX-049AにもMG3630に無い良いところはあるんです。それはコンパクトさと背面トレイです。コンパクトと言えばカラリオ(Colorio)と言われるように、カラリオ(Colorio)PX-049AでもそのコンパクトさはMG3630を圧倒しています。また、MG3630の喘鳴給紙カセットに対し、PX-049Aの背面トレイは好みが分かれるところですが、厚紙などを曲げずにストレートで排紙できるのはPX-049Aにメリットがあります。

まとめ MG3630とPX-049A どちらが”買い”でおすすめ!?

 では最終的にどちらがおすすめかと言うと、やはり最初の意見とかわらず、MG3630がおすすめです。MG3630かPX-049Aで悩んでいる方は、プリンターを安く買うにはどうしたらいいだろうと考えている方だと思います。つまりコストに重点を置かれる方だと思いますが、MG3630はプリンター本体も安く、ランニングコストも安く、しかも機能が充実しているモデルです。賢くプリンターを購入したいなら、断然、MG3630がおすすめです。

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 ただしプリンターはコンパクトなものが良い、インクは4色独立タイプが良い、そもそもエプソンというブランドが好き、背面トレイが好き、という方はエプソンのPX-049Aを購入するのがいいでしょう。スペック的にはMG3630に劣るものの、PX-049Aは本体価格のわりには滞りなく使えるプリンターです。

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