TS3130 MG3630 比較

新プリンターTS3130と前機種MG3630 違いは一体何?

キャノン新プリンターピクサス(PIXUS) TS3130と旧機種MG3630の違いは?
ピクサス(PIXUS)新プリンター TS3130シリーズ

 

キャノン新プリンターピクサス(PIXUS) TS3130と旧機種MG3630の違いは?
ピクサス(PIXUS)前モデル MG3630シリーズ
(※キャノン公式サイトより)

 

 キャノンから2017年-2018年新プリンターのエントリーモデルとして
PIXUS(ピクサス) TS3130がリリースされました。

 

 TS3130はピクサス(PIXUS)は非常に安い本体価格であるのにハイスペックなプリンターとして人気の高いMG3630の後継機種になります。

 

今回の新機種TS3130は、
前機種MG3630と比較して何がかわったのか?

 

その違いについて
業界人「M」が徹底比較して、
両プリンターの違いや
魅力について、
またいったいどちらが「買い」なのかをご紹介します。

ピクサス(PIXUS)TS3130と前機種MG3630 基本スペック比較

 まずはキャノンの新プリンターであるピクサス(PIXUS) TS3130と前機種MG3630の基本的なスペックから比較していきましょう。

 

PIXUS MG3630 VS. PIXUS TS3130 基本スペックの違いはこれだ!

MG3630

旧機種

TS3130

新機種!

本体サイズ

約449×304×高さ152mm

約435×316×高さ145mm

質量

約5.4㎏

約3.9㎏

最高解像度

4800×1200

4800x1200

インク色数

4色ハイブリッド

4色ハイブリッド

対応インク

BCI-340/341シリーズ

BCI-345/346シリーズ

スマホからのプリント

対応

対応

液晶モニター

なし

1.5インチ モノクロ

タッチパネル

―――

―――

インターフェイス

無線LAN(有線なし)

無線LAN(有線なし)

自動電源ON/OFF

対応

対応

スマートトレイ

―――

―――

給紙方法

前面給紙トレイ

背面給紙トレイ

給紙容量

普通紙100枚、はがき40枚

普通紙60枚、はがき20枚

自動両面印刷

対応

―――

CD/DVD印刷

―――

―――

SDカード印刷

―――

―――

コピー・スキャナー

1200×2400dpi

600×1200dpi

FAX・ADF

非対応

非対応

印刷コスト(L判/大容量時)

18.6円

21.7円

印刷コスト(L判/標準時)

24.3円

28.1円

印刷スピード(L判)

約37秒

約52秒

印刷スピード(A4カラー)

5.7ipm

4.0ipm

印刷スピード(A4モノクロ)

9.9ipm

7.7ipm

 

上記スペックをもとに、両プリンターの違いについて解説します。

ピクサス(PIXUS) MG3630と新機種TS3130 を比較 違いその① サイズ

 まずはピクサス(PIXUS)MG3630と新プリンターTS3130の外観について比較してみましょう。
新プリンターTS3130と前モデルMG3630のサイズを比較してみると、ほんの少しだけコンパクト化されています。
容積で比較してみると、

 

旧モデルMG3630:449×304×高さ152mm=0.0207立法メートル
新モデルTS3130:435×316×高さ145mm=0.0199立法メートル

 

→新プリンターTS3130が4%の容積ダウン(=コンパクト化)

 

となります。ただ、4%小さくなりましたって言われても、あんまり違いは感じられないと思います…
一応改善されたということにしておきましょう。

 

ピクサス(PIXUS) MG3630と新機種TS3130 を比較 違いその② 給紙方法

新プリンターTS3130では背面トレイを採用されました。
ピクサス(PIXUS)はTSシリーズに2016年に変わってからピクサス(PIXUS)の殆どのプリンターが背面トレイを採用するようになりましたが、好評だったのでエントリーモデルのTS3130にも背面トレイを採用した、というわけですね。

 

背面トレイがよくて、前面トレイ・カセットが悪い、ということでないのですが、
背面トレイからのストレート排紙の場合、紙が1回転せずそのままストレートに排紙されますので、厚紙のようなあまり折り曲げたくない、折り曲げに弱い用紙を印刷するのに向いています。

 

ちなみにMG3630の前面トレイのメリットは前面か給紙、プリンター設定など全て操作ができるという点です。
キャノン新プリンターピクサス(PIXUS) TS3130と旧機種MG3630の違いは?
写真のように旧プリンターMG3630の場合、前面から給紙やインクの交換ができるので、壁にぴったりとつけてプリンターを設置することが可能です。

 

尚、新プリンターTS3130では前モデルMG3630に比べ給紙容量が大きく減りました。
本体サイズをたった4%しかコンパクト化に成功できていないのに、給紙容量は大きく減らしてしまう。
これは明らかにスペックダウンと言っていいでしょう。

 

ピクサス(PIXUS) MG3630と新機種TS3130 を比較 違いその③ 液晶

キャノン新プリンターピクサス(PIXUS) TS3130と旧機種MG3630の違いは?

新プリンターTS3130にはエントリーモデルであるにも関わらず液晶モニターが付きました。
これはスペックアップで改善された点ですね。

 

特に最近はパソコンなどを介さず、スマホやタブレットから直接印刷をするユーザーが増えてきていることを考えると、
プリンターに直接設定をする場面もでてきますので、液晶モニターがあった方が何かと便利です。

 

しかしいくらエントリーモデルとはいえ、1.5インチの液晶はもう少し大きくすることはできなかったんですかね。
お年寄りなど目が悪い方は、なかなか1.5インチのサイズは厳しいと思います。

 

ピクサス(PIXUS) MG3630と新機種TS3130 を比較 違いその④ 印刷速度

新プリンターTS3130は、旧プリンターMG3630に比べ、印刷速度が大幅に落ちました。

 

例えばL判1枚印刷し終わるのに、新プリンターTS3130の方が15秒も長く待たなくてはいけません。1枚で15秒、4枚なら1分です。新しいプリンターでスペックが改善するどころか悪くなっているなんて本当に消費者をバカにしていますよね。

 

ピクサス(PIXUS) MG3630と新機種TS3130 を比較 違いその⑤ ランニングコスト

 これが業界人「M」が一番許せないスペックダウンなのですが、
新プリンターTS3130の方がランニングコストが高くなっています。

 

 プリンター本体は新しく発売される時に値段が高いのは皆さんよくお気づきだと思います。
あまり注意されない方が多く、業界人「M」としてはもっとランニングコストについて意識してほしいと思うのですが、
新プリンターTS3130のインク代は実質値上げです。消費者の方がプリントをすればするほど高いお金をメーカーに支払っているということになり、それがあまり気づかれないようにしているところが何とも解せないです。断じて許してはいけません。

 

 更に旧モデルのMG3630には、リサイクルインクという非常に安いインクが市場に出回っています。
MG3630のリサイクルインクを利用すれば、ランニングコストの差はますます広がり、旧プリンターMG3630の方が安く印刷できるようになります。

 

→MG3630の激安インクについてはこちら

 

ピクサス(PIXUS) MG3630と新機種TS3130 を比較 違いその⑥ その他スペック

 他にもTS3130がMG3630に比べてスペックダウンしている部分があります。

 

 新プリンターTS3130では自動両面印刷ができなくなりました。
旧プリンターMG3630は、エントリーモデルで本体価格が安いのにもかかわらず、エプソンの同じような価格帯のエントリープリンターにはできない自動両面ができるというのは大きな魅力でした。
 どうしてこういう素晴らしい機能を新プリンターになった時にしれっとなくしてしまうのか、開発者の意図がよくわかりません。

 

 また新プリンターTS3130のスキャナの解像度が悪化しています。
こちらも何故敢えてスペックダウンさせているのか、資質を疑います。

結論!ピクサス(PIXUS)MG3630と新機種TS3130 どちらが買いか?

 

 上記のようにMG3630と新プリンターTS3130を比較してきました。
業界人「M」の口ぶりからも、もうすでに賢明な読者の皆様ならお分かりかと思いますが、

 

 業界人「M」の結論は、迷わず古いモデルMG3630を購入してください、というものです。

 

 新プリンターのTS3130では、スペックダウンが所々に垣間見られ、しかもその機能が両面印刷やスキャナ解像度など、重要な機能であるだけに、ゆするまじきスペックダウンと言えます。

 

 プリンター本体価格が高くなるのであれば、本来スペックを改善してしかるべきですが、何を考えているのか、企業努力が足りませんね。

 

 新プリンターTS3130のランニングコストが悪くなっているのも許せません。インク代が高い、という不満は多くの方が持っている中で、もっと努力して安いインクを提供すべきです。

 

 例年通りですと、旧プリンターは10月から11月頃に店頭在庫がなくなっていきますので、早い段階でMG3630を購入するのがいいかと思います。

 

→キャノンプリンターPIXUS(ピクサス) MG3630を激安購入する

 

 

 

 旧モデルMG3630が店頭から在庫がなくなってしまってどうしよう…

 

 という方は、TS3130を購入するのもいいかと思います。

 

 あくまでもTS3130を相対的に評価しましたが、そもそもMG3630が非常にすぐれていたというだけで、TS3130自体が悪いプリンターというわけではありません。自動両面印刷は使わないという方であれば十分なスペックや画質ですし、時間が経てば世の中にリサイクルインクのような安いインクも登場していきます。

 

下記からTS3130を激安で購入することができます。
→キャノンプリンター新PIXUS(ピクサス) TS3130を激安購入する

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